左からディズニーキャラクター年賀(インクジェット用)、ディズニーキャラクター年賀(インクジェット写真用)(c)DISNEY. (c)DISNEY./Pixar © DISNEY. Based on the "Winnie the Pooh" works by A.A. Milne and E.H. Shepard.

年賀はがきといえば、昔ながらの無地の赤いデザインが定番だが、いろどり年賀や絵入り(寄附金付)年賀など、いくつかの種類が発行されている。その中で、より幅広い層に使用されることを目的として平成19年度に導入されたのが、人気のディズニーキャラクターの年賀はがきだ。

初年度に1億3,000万枚が発行されると、翌年には、あらたに「くまのプーさん」バージョンも発行された。この「くまのプーさん」年賀はがきは、予約が殺到し、発行日に売り切れる現象を見せるなど、問い合わせが殺到。爆発的な人気を博した。現在も、これらディズニーキャラクター 年賀はがきは、1シーズンで約7億枚を売り上げる大人気商品となっている。

"隠れミッキー"がいるって知ってた?

実は、この話題性の高いディズニー年賀はがきには、担当の日本郵便 西村さんによる"遊び心"がふんだんにちりばめられているという。それは何なのか?

たとえば料額印面(はがきに描かれた切手の部分)の周辺や下の部分にはミッキーやくまのプーさん、トイ・ストーリーなど、おなじみの人気キャラクターが描かれているが、年賀はがきの左下の送り主の郵便番号を記入する欄でも、なんとディズニーのキャラクターが遊んでいる。

おわかりいただけただろうか…「お年玉のお渡し期間」という文字に注目!(インクジェット用)

さらに、よくよく見ると、料額印面のミッキーの後ろにある旗に何かが…(インクジェット写真用)。また、はがき下部の文字にも、ひと工夫加えられているなど、計5カ所に"隠れキャラクター"が存在するのだ。遊び要素満載の年賀はがきに、購入者ももちろん、年賀はがきを販売している郵便局員にも、好評を得ているようだ。

知られているようで知られていない、隠れキャラのいる年賀状。このタイプの年賀はがきを購入した際や送られた際は、探してみてはどうだろうか? また、お子さんのいる上司などにセレクトしてもいいかも…。年賀状のあらたな楽しみの1つとなるかもしれない。