昨年の氷彫刻の様子

グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)は12月23日と24日の夜、約2万平方メートルの日本庭園に巨大なクリスマス氷彫刻を展示する。

来年の干支の「午(うま)」を彫刻に

今年の高輪・品川エリアの4つのプリンスホテルでは、「おとぎの国 北欧のクリスマス」をテーマに、様々なイベントを実施している。氷彫刻を展示するグランドプリンスホテル高輪の日本庭園には、北欧のノルウェーと姉妹都市を結んでいる北海道・広尾町から届いたもみの木やガゼボが飾られ、LEDのイルミネーションが施されている。

今回、日本庭園に飾る氷彫刻は、国際大会で優勝経験を持つグランドプリンスホテル高輪の氷彫刻師 小阪芳史氏が約2週間かけて作り上げる。制作で用いる氷は、23日は約5トン、24日は約4トンの巨大なものとなる。

23日には、「夢を運ぶ氷の馬車」をテーマに高さ約2.2メートル、幅約5.5メートルの氷彫刻が登場。来年の干支(えと)の「午(うま)」を取り入れた彫刻で、馬車の窓の後ろに立つと馬車に乗っているように記念撮影ができるデザインに制作するという。

24日は、イルミネーションの最後の仕上げとして、「ノルウェーのサンタクロース ニッセが巡るヒュッテ(山小屋)とツリー」をテーマにした彫刻を展示する。氷彫刻の大きさは、ヒュッテは高さ約2メートル、幅約1.5メートル、ツリーは高さ約2メートル、幅約1メートル。

日本庭園のイルミネーション

氷彫刻の展示は、グランドプリンスホテル高輪 日本庭園にて。時間は両日とも17時~23時まで(天候により変更の場合あり)で料金は無料。