アウディ、新たなショーカー発表へ - デトロイトオートショーで出展を予告

ドイツのアウディはこのほど、2014年1月に開催されるデトロイトオートショーに斬新なデザインのショーカーを出展すると発表した。スポーティでコンパクト、日常走行からレクチエーションまでこなすクロスオーバーだという。

このショーカーは、アウディのデザインをシステマチックに体現したモデルで、未来のスポーツカーの外観、アウディの強みであるオールロードコンセプト、シューティングブレークのボディ形状をあわせ持つという。

全長4.2mの2ドアモデルで、シングルフレームグリルからトルネードラインを経てリヤへとつながるクーペのようなスタイリングを持つ。オーバーハングは短く、ルーフラインは低く、19インチホイールを装着するなど、スポーツカーとしての力強いデザインを採用しているが、一方でフロントとリヤに車両保護のためのアルミのアンダーボディガードを持つなど、オフロードモデルの特徴も備えている。

シングルフレームグリルのリブやサイドのエアインレットなど、e-tronモデルに共通のデザインエレメントも持つ。デュアルヘッドライトやシングルフレームグリルのハニカム構造など、アウディが今年9月のIAAフランクフルトモーターショーで発表した「Audi Sport quattro concept」で提示したクアトロデザインコンセプトを、さらに進化させたものとなる。