ネオマーケティングは、関東1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)・関西2府4県(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県)の20代~40代のビジネスパーソン600名を対象に「ウォーキングに関する意識調査」を実施した。

■約半数が「通勤中ウォーキングの意識あり」
ビジネスパーソンがついつい陥りがちな「運動不足」。なかなか運動する機会のないビジネスパーソンが、「通勤」する際にウォーキングを意識しているのかどうかを聞いたところ、「意識している」が45.0%という結果で、2人に1人は通勤時にウォーキングを意識しているということが明らかになった。

さらに、ウォーキングを意識している人に対し、「ウォーキングを意識している理由」を聞いたところ、1位「運動不足の解消」(69.3%)、2位「ダイエットの為」(53.0%)と、上位2項目が半数以上の票を集める結果になった。

その中でも注目したいのは、関東男性と関西男性による回答の違い。関西男性は「運動不足の解消」「筋力トレーニング」といった「運動面」への回答が多かったの対し、関東男性は「生活習慣病対策」(41.2%)が唯一40%を超えるなど、「健康面」を重視している結果に。同じウォーキングであっても、関東男性は「メタボ対策」、関西男性は「運動好き」とそれぞれ意識する理由が異なる傾向が見られた。

■仕事中の平均歩行時間47分 - 最大で200倍も差
運動不足解消や健康のために通勤時にウォーキングを意識するビジネスパーソンだが、仕事中も含めると、はたしてどのくらいの時間歩いているのか? 「お仕事をしている時に、普段どのくらい歩いていますか」と尋ねたところ、平均時間は47.08分という結果に。ただし、もっとも長時間歩いている人が600分、少ない人が3分となっており、最大で200倍もの差が生じている。

さらにこれを年代・地域で見てみると、関東よりも関西の方が6.24分長く、20代が一番長いということが明らかになった。さらに、関西の20代と関東の40代では21.62分も開きが出るなど、関西と関東を比較すると、関東のビジネスパーソンの方がデスクワークの割合が多い傾向にあるようだ。

■東西で歩く速度に違い……関西の方が関東に比べて早歩き
関東と関西で、意外に差がある「通勤中ウォーキング」。そこで、歩く速度についても聞いてみたところ、全体の平均速度は4.35km/hだが、関東4.29km/hに対して関西4.41km/hと、関西の方が早歩きということがわかった。不動産などで用いられる徒歩時間の表記が時速4.8km/hを想定していることを考慮すると、ビジネスパーソンの徒歩速度は想定以下のスピードであることがわかる。ただし、これは単純に歩くスピードが遅いというよりは、革靴やヒールなど、歩きにくい靴を着用していることが影響しているとも考えられる。

通勤時ウォーキングに最適な「ウォーキングシューズ」

「歩く」ということを考えると、やはり最適なのは「ウォーキングシューズ」。そこで、ビジネスパーソンのウォーキングシューズ所有率を調べてみると、「持っているし着用している」「持っているが着用していない」をあわせると所有率は33.5%となり、3人に1人が「ウォーキングシューズ」を所持していることがわかった。

地域により動機はさまざまだが、「運動をしたい」という気持ちは同じ。通勤中・仕事中に運動もできればベストだが、スーツ・革靴といった装いはやはり運動には不向きである。そこで注目したいのが、ビジネスシーンやスーツ時でも違和感なく着用可能で、長い距離でも安心して歩ける軽い「ウォーキングシューズ」だ。

ミズノからリリースされているウォーキングシューズ「LD40III」は、すでに60万足が出荷されている人気シリーズの最新作で、「軽さ」と「フィット感」が魅力。軽くて快適な歩き心地から、ヒザ・腰に負担がかかりにくく、疲れにくいウォーキングシューズとして人気が集まっているという。シックなデザインはビジネスシーンでも違和感がなく、幅広いサイズラインナップにより、男女問わず、幅広い層が利用できるシューズとして注目してみたい。