現在の生活にどの程度満足していますか?

マクロミルは11月12日~14日の期間、全国20~49歳の12歳以下の子供を持つ既婚男女2,000人を対象に、「共働き子育て世帯の本音と実態」意識調査をインターネットにて実施した。

生活満足度は「入園前の子供がいる世帯」がトップ

まず、生活満足度を10段階評価で聞いたところ、男女ともに「入園前の子供がいる、互いに扶養に入らない共働き世帯」が、男性7.57点、女性6.98点で最も高かった。しかし、ライフステージが進むごとに夫妻ともに満足度が下がり、夫に関しては子供が小学生の場合、男性全体の最下位の6.21点まで下がる結果となった。

また、男女全体で最下位だったのは「保育園・幼稚園の子供がいる、夫の扶養に入って働く共働き世帯の女性」(6.08点)だった。

共働き世帯の夫の26%は子供を送迎

次に、12歳以下の子供を持つ既婚女性に、夫がやっている子育ては何かを尋ねたところ、「入浴」「外出に連れていく」「おむつ替え、トイレの付き添い」「歯磨き」が上位4位を占めた。また、夫が「保育園・幼稚園への送迎」をしているとの回答については、「互いに扶養に入らない共働き世帯」の夫は26%が送迎を行っており、「妻が働いていない世帯」の夫の4.4倍にもなった。

パートナーが現在やっている子育ては何ですか?

6割が「パートナーの支え」で共働きを継続

「お互いに扶養に入らない共働き世帯」の男女に、共働きを続けられている「支え」は何かを尋ねたところ、男女ともに1位は「パートナーの支え」で65%だった。2位も男女ともに「自分の頑張り」で、男性49%、女性60%だった。一方で、「会社の制度」「上司や同僚などの支え」といった職場環境に対しては男女とも2割以下と低い結果となった。

子供ができても共働きを続けられる「支え」は何ですか?