米BOX OFFICE MOJOは11月22日~11月24日の全米週末興業成績を発表した。

2週連続トップの『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を蹴落とし、『ハンガー・ゲーム2』が今週初登場1位。スーザン・コリンズの同名小説三部作の映画化した作品で、週末興行収入1億6,112万5,000ドルと3日間で既に1億ドルを超え、2012年公開の前作に続くヒットを記録した。監督は『コンスタンティン』『コンスタンティン』のフランシス・ローレンスに交代したが、主人公・カットニス・エヴァディーン役のジェニファー・ローレンス他、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、ドナルド・サザーランドら多くの主要キャストが続投している。

第75回ハンガー・ゲームの出場者は歴代の優勝者たち。その陰には、英雄視されるカットニスを危険因子と見なした大統領の黒い思惑があった。 TM & (C) 2013 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

TM & (C) 2013 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

4位に初登場の『Delivery Man(原題)』は、『フォー・クリスマス』のヴィンス・ヴォーン、テレビシリーズ『エバーウッド 遥かなるコロラド』のクリス・プラット主演のコメディ。ケン・スコット監督が自身のヒット作『人生、ブラボー!』(2011)をハリウッドでセリフリメイクした作品で、過去に行った精子提供により、遺伝子上533人の子供がいることが発覚した男の物語だ。

10位『ダラス・バイヤーズクラブ』は、前週12位から公開4週目にして初のトップ10入り。80年代のアメリカでHIVに感染し、余命1カ月と宣告された男が無認可の薬の密売をしながらエイズの特効薬を探し求めるという実話に基づくストーリー。役作りのため激しい減量をして挑み、2013年度アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞の候補としてともに名前が挙がっている、主演のマシュー・マコノヒーと共演のジャレッド・レトの演技に注目が集まり、徐々に話題性と評価を上げている。

全米週末興行成績TOP 10(11月15日~11月17日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 ハンガー・ゲーム2 1億6,112万5,000ドル 同左 12月27日 1
2 1 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 1,411万7,000ドル 1億6,783万7,000ドル 2014年2月1日 3
3 2 The Best Man Holiday(原題) 1,252万2,000ドル 5,039万1,000ドル 未定 2
4 Delivery Man(原題) 821万5,000ドル 同左 未定 1
5 4 Free Birds(原題) 530万ドル 4,859万4,000ドル 未定 4
6 3 Last Vegas(原題) 440万ドル 5,392万6,000ドル 未定 4
7 5 Jackass Presents: Bad Grandpa(原題) 345万ドル 9,545万1,000ドル 未定 5
8 6 ゼロ・グラビティ 3,30万5,000ドル 2億45,50万3,000ドル 12月13日 8
9 8 12 Years a Slave(原題) 280万ドル 2,939万3,000ドル 未定 6
10 12 ダラス・バイヤーズクラブ 277万ドル 645万ドル 2014年2月22日 4