秋葉原を訪れた際、皆さんはどんな印象を受けましたか? 電気製品、アニメ、ゲーム、コスプレなどなど。何かに突出した特徴的な街、という印象を持つ人も多いと思いますが、外国人の皆さんもそれは同じようです。というわけで今回は、秋葉原に行って驚いたことはどんなことだったのか、日本に住む20人の外国人に聞いてみました!

■大きな電気店が集積している様子は、ドイツでは見慣れない光景で驚きました(ドイツ/30代後半/男性)

■品ぞろえがすごい電化製品店です(ミャンマー/30代前半/女性)

秋葉原といえばやっぱり電気街! その歴史は、終戦直後に電子部品の店がガード下に集まりだしたころから始まりました。一般的な家電から専門的な部品やパーツまで、電気街ならではの幅広い品ぞろえと、その店の多さにびっくりする外国人は多いようです。

■どんなものでも見つかる。イタリアではもうなかなか見つからない古いものまで見つかる。何を買えばいいのか分からなくなるぐらい、電化製品も含めていろいろありすぎること(イタリア/30代前半/男性)

選択肢が多すぎて何が一番いいのか分からなくなること、ありますよね。更にこんな回答も。

■同じものが売っている店があんなにあって、売れるのか?(ペルー/40代後半/男性)

素朴な疑問を覚えたようです。店が集中していることにより、自分の欲しいものがきっとあるし、価格競争により安く手に入るだろうと各地から集客があるから売れる、と池上彰先生がやさしく解説しておられました。

■ゲーマーやガジェット好きには天国だと思いました(オランダ/30代前半/男性)

■オタクが大勢いることです(インドネシア/40代前半/女性)

世界有数の電気街として海外でも有名な秋葉原ですが、1990年代後半頃、ゲームやアニメの街としても名が知られるようになりました。いわゆるオタク文化ですが、こちらも気がつけば海外の支持層を獲得! 秋葉原、国際都市ですね。ネット上では「楽園」「理想郷」という外国人の声も見られますね。

■メイドカフェです(スペイン/30代前半/男性)

■とても楽しい街です。メイドカフェはいっぱいあってびっくりしました(トルコ/30代後半/男性)

■秋葉原は本当にフィクション世界の人たちの街ですね。フランスではあまり見ることが少ないことですね(フランス/20代後半/女性)

新しいマーケットとして記憶に新しいメイドカフェ。駅前でメイドの格好をした女の子がチラシを配る姿に驚く外国人も多数。電気屋で何を買えばいいのか分からなくなったら、メイド喫茶でひと休みというのもありかも!?

■あまり覚えていませんが道が狭いとびっくりした(アメリカ/30代後半/男性)

■街にはゴミよくあり、そんなに綺麗ではありませんでした(中国/20代後半/女性)

日本のほかの街と比較してこのように感じたようです。例えば銀座などと比べるとそうかもしれませんね。

■電気をたくさん使っていて、お金がかかっている(マリ/30代前半/男性)

電気街は電気を使いすぎ……。仕方がないのか、何か手があるのか。確かに外のネオンだけでなく、店内のデモ機などでも電気を使ってますもんね。

■最初行った時(10年ぐらい前)は、電気製品のお店だけの街で驚きました。今は、レストランとか、ゲームセンターとか、いろいろなお店が増えたなと思います(エジプト/40代前半/男性)

長年日本に住む外国人の方が、秋葉原の変化を語ってくれました。秋葉原で外国人が感じた驚きは、日本人のそれとそれほど大差がないみたいですね。秋葉原は最近「カレー」や「大盛り」というキーワードでも注目されています。また新たな突き抜けたカルチャーで、我々を驚かせてほしいですね!