現在開催中の第26回東京国際映画祭に特別招待作品として選出された『バイロケーション』のグリーンカーペットセレモニーが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の水川あさみをはじめ、千賀健永(Kis-My-Ft2)、高田翔(ジャニーズJr.)、滝藤賢一、浅利陽介、酒井若菜、安里麻里監督が出席した。

第26回東京国際映画祭『バイロケーション』グリーンカーペットセレモニーに出席した水川あさみ

2010年に第17回日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞し、新感覚のホラーワールドを作りあげた若手ホラー作家・法条遙のデビュー作となる同名小説を映画化した本作。予想不可能な衝撃的結末は、あの『シックス・センス』を超えるともいわれ、公開前から大きな話題を集めている。

現在開催中の第26回東京国際映画祭で本作のワールドプレミア上映が行われ、その前にキャスト陣と安里麻里監督が、グリーンカーペットセレモニーに登場。主演の水川は背中の開いたセクシードレス姿で登場して「今日は皆さんお越し下さってありがとうございます。千賀君と高田君のお陰ですよ」と多くの女性ファンに感謝の言葉を口して「初めて東京国際映画祭に呼んでいただいて、とてもうれしく思っていますし光栄です」とにっこり。劇中では二役を演じているが「私が2人いるわけではないので、どちらも演じなければいけないし、1つの画面で2人いることが想像できませんでした。難しかったし大変な思いをしましたが、貴重な体験が出来たと思います」とやり切った様子で、「自分で見ると客観的に見られません。すげ~顔しているなとは思いましたけど(笑)」と苦笑いを浮かべていた。

また、この日は本作の裏バージョンとなる『バイロケーション 裏』が2月1日に公開されることも発表。安里麻里監督は「この作品とは違うエンディンで全く違う結末になっていて、見終わった後の気分も全く違うと思いますよ。両方体験して頂けたらと思います」とアピールしていた。映画『バイロケーション』は、2014年1月18日より全国公開。