29日からWOWOWプライムでスタートするドラマ『罪と罰 A Falsified Romance』(毎週日曜 22:00~ 全6話)の制作発表記者会見が11日、都内で行われ、主演を務める俳優の高良健吾と女優の水川あさみが出席した。

ドラマ『罪と罰 A Falsified Romance』の制作発表記者会見に出席した高良健吾(左)と水川あさみ 拡大画像を見る

ドストエフスキーの名作『罪と罰』を現代に置き換えた落合尚之の同名コミックをドラマ化。人類の普遍をテーマにした同ドラマで、連続ドラマ初主演の高良健吾が肥大する自尊心と過激な劣等感の間でもがき苦しむ主人公の栽弥勒を熱演している。援交グループを支配する女子高生の殺害計画を立てた弥勒は、自らの心の声に突き動かされて行動を起こす…。

クランクイン前に渡された台本を読んで不安を感じたという高良だが「こんなに濃い1カ月半の撮影期間はありませんでした。こんなに気持ちを入れてやれるとは思わなかったですし、途中からすごいドラマになるんじゃないかと思いましたね。自信はあります」と満足気。追い込まれた弥勒の運命を変える飴屋英知香を演じた水川は「彼女は強い女性ですけど不幸中毒なんですよね。レイプされた担任の先生と結婚してしまうのは考えられないですけど、演じるのは私としては新しい挑戦でしたね」と語った。

高良と水川はBeeTVのドラマ『自己破産の女』以来となる共演。普段から一緒に飲みに行くという間柄で、高良はクランクイン前に「『出来るか不安でしょうがないんですけど』とメールをしました」と水川に本音を漏らしたそうだが、水川から「高良君の役に対するエネルギーは本当に凄くて、高良君が現場を引っ張っていましたよ。年下ですけど凄く尊敬しています。高良君とできて良かったし楽しかったです」と絶賛されていた。