三井住友銀行は21日、カーディフ損害保険と提携し24日以降に住宅ローンを新たに利用する顧客向けに、疾病保障付住宅ローンの商品ラインアップを拡充し、一層充実した住宅ローン返済に対する保障を提供すると発表した。

三井住友銀行では、46歳未満の顧客を対象に、ガンをはじめとした8大疾病と診断され、所定の状態になった場合、住宅ローンの借入残高が0円となる「三大疾病保障付住宅ローン」を提供してきた。

このたび、幅広い年齢層の顧客に対し、住宅ローン返済中における病気やケガへのサポートを提供することを狙いとして、(1)46歳以上56歳未満の顧客への保障、(2)8大疾病以外の病気やケガを対象とした保障、を新たに導入するという。併せて、8大疾病とケガの保障の両方を申し込んだ顧客には、(3)女性配偶者が女性特有のガンに罹患した際の保障も無償で提供し、多様な顧客のニーズに応えていくとしている。

商品拡充の概要

加入対象年齢の拡大

  • 従来の借入時46歳未満の顧客向けの保障に加え、このたび借入時46歳以上56歳未満の顧客向けに〈ご加入年齢拡大タイプ〉を導入(46歳未満向けの商品とは保障内容が異なる)

日常のケガ・病気の保障を追加

  • 従来のガンをはじめたとした8大疾病の保障に加え、8大疾病以外の病気やケガを原因として働けなくなったときの返済を保障する「日常のケガ・病気保障特約」を導入

女性配偶者向け保障の提供

  • 「8大疾病保障付住宅ローン(もしくはガン保障付住宅ローン)」と「日常のケガ・病気保障特約」の両方を契約した既婚の男性の顧客については、女性配偶者向けに女性特有のガンを保障する「奥さま保障特約」(一時金100万円給付)を無償で提供する

三井住友銀行は今後もより一層の商品・サービスの拡充を図っていくとしている。