「クレアおばさんのシチュー」とコラボ

赤城乳業は29日、江崎グリコとのコラボレーション商品「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」を全国にて数量限定で発売する。価格は126円。16日にはプレス向けの試食会が行われた。

隠し味にはオニオン

同商品は、2012年9月と2013年3月に発売した「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」に続く商品として発売。江崎グリコの「クレアおばさんのシチュー<クリーム>」とのコラボレーション商品となっている。

シチュー味のアイスキャンディーの中に、シチュー味のかき氷とフリーズドライにした北海道産のポテトを入れた。隠し味にはローストオニオンを使用。同商品の開発中、行き詰まったときにクレアおばさんのシチューを作ったところ、オニオンが利いていると感じたのが隠し味にしたきっかけだという。

「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」(126円)

どんなシーンで食べてもらいたいかを赤城乳業マーケティング部の萩原氏に聞くと、「食前の、小腹がすいたときに食べてもらいたいです。その後にはぜひシチューを食べてもらいたいですね」とのこと。

甘さとやさしい塩味

ひと口食べてみると、甘くクリーミーな味わいが口に広がる。甘さだけならミルクアイスのようでもあるが、確かにシチューの味だ。特に、後味に残るオニオンの香りや、ポテトの食感がシチューらしさを強くしている。ポテトをかみ締めるたびに、シチューのコクを感じられた。

見た目は白いバーアイス

ポテトは独特の歯ごたえがあり、かき氷部分の「ガリガリ」という食感と合わせてアクセントになっている。甘さの中に感じられるやさしい塩味で、つい「もう一口」と食べたくさせるアイスだった。

アレンジメニューも

ただ、やはり気になるのが「このアイス、温めるとシチューになるの?」だろう。それに関しては「コーンポタージュ」同様、甘さが勝ってしまう印象がある。それも含めてだろうか、今回は"メーカー公式のアレンジメニュー"として「スパイシーバージョン」も披露された。

スパイシーバージョンとは、同商品を「おかしなカキ氷 ガリガリ君」でかき氷状に砕き、黒コショウをかけたもの。試食してみたところ、冷製スープのような味わいがした。甘さに刺激をプラスしてみたい人は、是非お試しあれ!

スパイシーバージョン