自宅が爆破のターゲットにされていたというキース・リチャーズ (C)BANG Media International

英ロックバンド、ローリング・ストーンズのギタリストを務めるキース・リチャーズの自宅が爆破のターゲットにされていたことが明らかになった。

10月7日、米コネチカット州出身のジョセフ・C・キャラハンが、キースの家を爆破する計画だったと警察に明かし、銃器、弾薬、爆発物所帯のため逮捕されている。キースに怪我を負わせるつもりはなかったと語る引退した薬剤師のキャラハンは、逮捕当時には精神的に不安定だと見なされた。ウェストンにあるキースの自宅から10マイル(約16キロメートル)に住むキャラハンは今回、違法爆発物所持による11件、第1級の危険物所持による6件、爆薬制作に対する1件の罪状に問われている。

先週、武装部隊がキャラハンの自宅に捜査に入った際、火気274個、大量の縦断や危険物などが発見されたとされており、その後当局は道路を封鎖し、危険物の専門家を呼び寄せたという。硝酸について警察に聞かれたキャラハンは、「1993年の世界貿易センターのテロで使用された化学物質です」と答えたという。

またキャラハンは、警察の調査に協力している模様で、自宅から化学物質を取り除くために釈放。キャラハンの弁護士を務めるリチャード・ミーハンは10日に「キャラハン氏は本物の紳士で、爆弾を作ったり、誰かを傷つけようなど思いもしたことがないような人物です」と擁護している。キャラハンは16日に出廷する予定。

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