必死に婚活に励む女性に対して、世間の男性は「もっと自分をよく見て条件を下げろ」「35歳以上の女性に価値ナシ」など、酷評を浴びせる風潮があります。
ですが、女性たちだって、「こんな男との結婚は願い下げ!」と感じることが多々、あるのです。一体、どんな男性がそう思われてしまうのでしょうか。
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■自分よりかなり年下の女性を求める
「年収や職業で男を判断するな!」女性が結婚相手にこの条件を求めると、過剰に嫌悪する男性が多いのが現実。ですが、自分を棚上げしてかなり年下の女性を求める男性も、年収や職業を結婚する条件に挙げる女性と同様、数多く存在します。
ある結婚相談所に勤務する女性に話を聞いたところ、「40代の男性が20代の女性を希望することが多く、カップリングが難しい」と語っていました。
年の差婚が珍しくなくなったとはいえ、それは男性側が地位や経済面で揺るぎないものを持っていたり、その男性から離れられなくなるような魅力があるからこそ成立しているとは言えないでしょうか。また、ある20代の女性に話を聞いたところ、「40代でもいいけど、見た目が年相応だと、金銭でつながっている関係に間違えられそうでイヤ」と言っていました。
かなり年下の女性を求める男性は、若い女性からは「そんなに年上はちょっと……」とフラれ続けた結果、30代の女性に目を向け始めても今度は「もう少し若い同年代がいい」と敬遠される年齢になってしまう、という場合があります。早めの軌道修正をオススメします。
■最低限の家事もできない+協力する気持ちもない
洋服は部屋に脱ぎ散らかして、部屋の片付けもできないなど、最低限の家事すらできない男性に対して、女性は明るい結婚生活を想像できません。結婚前にその事実を知ってしまい、彼との将来を見直す女性もいます。
家事ができない上に、協力する気持ちすらないのは、言語道断。以前、「きっとこの人は大人数の女性にフラれてしまうだろうな……」と感じた男性の会話を紹介します。男性はある女性とお見合い中で、両者共、結婚後も共働きを希望していました。
女性「料理はするんですか?」
男性「しないんです。だから、結婚したら毎日、お嫁さんの手料理を食べるのが夢なんですよね」
女性「お嫁さんの仕事が遅くなったら、月に数回ぐらいは一緒に外食するっていうのはありですか?」
男性「いや、それはちょっと困ります。料理とか家事はちゃんとしてもらわないと」
女性「……」
まさに自分を棚上げしている状態で、女性からお断りされていました。
上記2つのどちらか一方でも当てはまる男性は、その原因が自分でわからず「何で自分は結婚できないのか」と悩む共通点があります。「なぜ」と考える時、相手に求めすぎていないか否かを自分の中で把握するといいかもしれませんね。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。