東京開催決定による気持ち

インテージは9月9日、京浜・京阪神に在住の15~69歳の男女1,200名を対象に、「2020年夏季オリンピック・パラリンピック 東京開催決定に関する意識調査」を実施した。

東京五輪決定に86.7%が「うれしい」

まず、東京開催による気持ちを尋ねたところ、86.7%の人が東京に決定して「うれしい」と回答した。その理由として、「生でオリンピックを見ることができる」「景気回復につながる」「子供たちに夢を与えられる」などの声が挙げられた。

一方、うれしくないと感じる意見は、「原発の問題」「震災復興が後回しになる」「治安が悪くなりそう」などだった。

招致活動にはおよそ8割が評価

続いて、オリンピックの招致活動に対する評価を聞いた。「非常に高く評価する」(49.7%)、「まあ評価する」(28.8%)の合計は78.5%で、8割近くが招致活動を評価していることが分かった。

オリンピックの招致活動に対する評価

期待することは「子供に夢を」がトップ

東京開催に伴い、期待することを聞くと、「子供に夢を与える」が59.6%でトップ。以後「国内消費の活性化」(52.1%)、「東日本大震災復興活動の弾み」(49.9%)、「海外からの観光客の増加」(42.9%)が続く。

東京開催決定に伴い期待すること

観戦・視聴方法について尋ねたところ、76.3%が「テレビで生中継を見たい」と回答した。「競技場で観戦したい」は53.7%で、特に京浜在住者では63.0%が直接競技場で観戦したいと答えている。

観戦・視聴方法

次に、注目している競技や自身でやってみたい競技について聞いた。注目している競技のトップは「水泳」で58.8%。競技に残留が決まった「レスリング」はサッカーに続いて注目度5位に食い込んだ。やってみたい競技は「テニス」(16.2%)、2位は「ゴルフ」(15.8%)、3位は「水泳」(15.3%)だった。

注目している競技・自身でやってみたい競技

※同調査は、NTTドコモのプレミアクラブ会員を対象に実施。対象地域は、京浜(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)、京阪神(大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県)