「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽」を発表

"コミュニケーションの力で首都高の事故を減らす"「東京スマートドライバー」プロジェクト(発起人:小山薫堂、賛同者数 約131,000人)はこのほど、「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽 SMART PLAY LIST BEST10」を発表した。

同調査は8月1日~21日、Facebookユーザーを対象に、お気に入りのドライブミュージックを募集したもの。総回答数は2,437、有効回答数は2,112だった。

ZARD「負けないで」をはじめ、90年代の名曲がランクイン

ランキングには、1990年代の曲が多くランクインした。1位は、2位と大きく差をつけたZARDの「負けないで」(74票)。2位には同票(29票)でB'z「ultra soul」、ゆず「夏色」が並んだ。以下、4位ウルフルズ「ガッツだぜ!!」(28票)、5位ケツメイシ「ドライブ」(26票)が続く。

同プロジェクトでは、回答者のボリュームゾーンが30~40代であったことから、1990年代を10~30代で過ごした人が、 レジャーとしてのドライブを楽しんでいた当時の時代背景を反映しているようだ、と分析している。

同プロジェクトでは、行楽シーズンで渋滞が増加する8月1日から9月30日までの60日間、低速走行時の交通事故を減らすキャンペーン「渋滞スマートドライバー計画」を展開している。

年間を通して、8月と3月は特に渋滞が多く、また、1日の中では11時頃と18時頃に特に集中しているとのこと。こうした傾向や交通の状況を事前に把握することにより、安全なドライブを心がけてもらうことを目的とするという。同プロジェクトでは、どうしても避けきれない渋滞時のために、このBEST10をドライバーにシェアし、低速走行時の交通事故の原因と言われるドライバーの「イライラ」や「眠気」を音楽で解消することを目指すとしている。

50位までのランキングなど、詳しい調査結果は同プロジェクト「SMART PLAY LIST BEST10」ページで確認できる。