黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの"真実"を描いた映画『42~世界を変えた男~』のポスタービジュアルならびに映像が公開された。
同作は史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と、ブルックリン・ドジャースのジェネラル・マネージャー ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)を中心に、白人選手以外に開かれることのなかったメジャーリーグ界の門戸をこじあけ、世界に本当の自由を示した男たちの真実のドラマ。
このたび公開された映像は、日米4000本安打達成間近のイチローが背番号42のユニフォームを着て登場するところから始まるもの。ジャッキー・ロビンソンが初の黒人メジャーリーガーだったために受けた数々の嫌がらせなどが描かれているほか、彼を支えたブランチ・リッキーの「必要なのは“やり返さない勇気”を持つことだ」などの名言が収録されている。
ハリソン・フォードは同作について「私は脚本を読んだ時、ブランチ・リッキーという人物に魅了された。本当にいい映画は、個人的な体験の視点で描かれるものではなく、歴史・真実を知り、何が人を動かすか、何が人に影響を与えるか、ということが理解され描かれたものだと思う。いい映画は普通の観客がこの映画を観た時に、ストーリーを体験し感情移入できるものだ。「42」はすべての要素を備えている。私はこの人物の真実をつかむことに興味があったが、同時に、影響力を持つ人物を演じる事にも興味があった。この映画で真実を知り、認識してほしい」と語っている。
監督/脚本はブライアン・ヘルゲランド。映画『42~世界を変えた男~』は11月1日より公開。
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