マット・デイモンや、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、ウィリアム・フィクトナー、ニール・ブロムカンプ監督らが7日(現地時間)、米ロサンゼルスのハイアット・リージェンシーにて行われた映画『エリジウム』のプレミアに登場した。

映画『エリジウム』のプレミアに登場したマット・デイモン(左)とジョディ・フォスター

同作は、映画『第9地区』(2009年)のニール・ブロムカンプ監督による最新SF作品。舞台は2154年。人類はスペース・コロニー"エリジウム"に住む富裕層と、荒廃した地球に住む貧困層とに二極分化されていた。"エリジウム"は永遠の命が手に入る人類の理想郷。どんな不治の病でも一瞬で完治する特殊な再生装置が存在した。地球に住むマックス(マット・デイモン)は、事故により余命はあと5日間。生きたいという想いから"永遠の命"を手に入れるべくエリジウム行きを決断するのだが……。

マックス役を演じたマット・デイモンは撮影を振りかえり「今までにやったことのなかった役だし、こういうような楽しいアクションSF映画をやるのも初めてだったし。「初めて」がたくさん詰まった映画だったよ。いい体験だったね」とコメント。日本のファンに対しても「日本の皆さん、こんにちは。 『エリジウム』を楽しんでもらえれば光栄です。非常に満足した仕上がりになっています」と同作への自信をみせた。

また、デラコート防衛長官役を演じたジョディ・フォスターは、普段こういった作品は引き受けないんだけどと前置きしつつ「超大作、娯楽映画って言えると思うわ。とてもエキサイティングな映画ね。(私はこういう映画は普通やらないんだけど、)幸運なことに仕事をさせてくれたわ。奇妙なことに今までに仕事した中でも撮影が楽しかった映画の一つだわ。ニールはとてもいい人で、決断力のある監督ね。今までで働いた中で一番決断力のある監督だわ。あと彼の言うことを忠実に聞く撮影クルーね」と監督を絶賛。共演したM・デイモンについては「マットはムキムキね。彼は坊主頭が似合うわね」と笑顔で語っていた。

ほか、ニール・ブロムカンプ監督は同作の良いところとして、「夏用のアドベンチャーの面を持ちつつも、今僕たちが住んでいる世界に関する疑問を投げかける面を持っているところです」と紹介した。映画『エリジウム』は9月20日より、新宿ピカデリーほか全国公開。

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