厚生労働省は8日、2013年5月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、5月の生活保護受給世帯数は前月比4,034世帯増の158万2,066世帯となり、過去最多を更新した。

5月の生活保護受給者数は前月比1,973人増の215万3,816人で、過去3番目に多い人数となった。

被保護世帯数及び被保護実人員(各月間)(出典:厚生労働省Webサイト)

世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約45%となる71万1,406世帯(前月70万9,345世帯)で最多。次いで、その他の世帯が28万7,967世帯(同28万7,156世帯)、傷病者世帯が28万5,016世帯(同28万4,812世帯)、障害者世帯が17万9,792世帯(同17万9,058世帯)、母子世帯が11万981世帯(同11万879世帯)となった。