『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン/著、中西真雄美/訳)

新潮社は、7月18日に『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン/著、中西真雄美/訳)を発売した。価格は1,260円。

厳選したスピーチを12のポイントから徹底分析

TEDとは、テクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)の3つの分野から、価値のあるアイデアを紹介、広めていくことを目的として1984年に設立された非営利団体。会員が参加できるプレゼンテーション動画のネット配信が広く知られており、日本でも優れたTEDトークをNHK・ETVが「スーパープレゼンテーション」として放送し、大きな反響を呼んだ。

これまで、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ジェフ・ベゾス、ボノ、ジェームス・キャメロン、マイケル・サンデル、シェリル・サンドバーグなど、世界の一線で活躍する著名人が、TEDトークイベントでプレゼンを披露してきた。同書では、その中でも選りすぐりのスピーチを12のポイントから徹底分析し、ストーリーの組み立て、話し方などを解説している。

例えば、「聴衆が最も注意を傾けているのは、スピーチが始まって最初の10秒から20秒間」「キャッチフレーズは最低3回は繰り返そう」「小学6年生が理解できるレベルの言葉を使う」「話と話の「間」が聴衆の注意を引きつける」など。ビジネスのプレゼンテーションや様々な会合でのスピーチに、すぐにでも使えるスピーチの技を紹介している。

同書の詳細は、新潮社公式サイトで紹介。同サイトでは、実際のTEDトーク動画も公開している。