スマホとテレビ使用時のルール一覧

ベネッセコーポレーションは7月11日、「乳幼児をもつ親子のメディア活用についての調査」の結果を発表した。6カ月~6歳の子供を持つ親を対象に、郵送によるアンケート調査を実施。3,234人から有効回答を得た。

子供にスマホを使わせる場面は「外出先での待ち時間」

スマホを使用している母親は、「29歳以下」が80・2%で、世代別ではトップとなっている。以後、年齢が上がるにつれて使用率は下がっており、「40歳以降」は47・2%となっている。

母親がスマホユーザーの場合、その母親の子供(2歳児)は22・1%の割合で「ほとんど毎日」スマホに接する機会があるという。「週に3~4回」は10・9%で、3人に一人が週の半分ほどスマホに接触していることになる。子供にスマホを使わせる場面は、「外出先での待ち時間」(53・3%)が最も多くなっている。

アプリ使用で、子供の知識や表現力向上を期待

子供がスマホを使う際のルールを定めている親は、全般的にやや低めだが、3割以上の親がルールとして「内容の確認」「食事中は見ない」「見るときは親に伝える」などを決めていた。

また、子供にアプリを使わせることで、親は「知識が豊かになる」(81・5%)可能性を、最も感じている。以下、「歌や踊りを楽しめる」(77.1%)、「作る、描くなどの表現力を育む」(68.7%)点に期待している。一方で、「目や健康に悪い(86.0%)」「夢中になりすぎる(74.6%)」などの点を懸念していた。