新津保建秀写真展「チェルノブイリ / マテリアルズ」を開催 撮影:新津保建秀

東京都渋谷区のオン・サンデーズ・カフェ(ワタリウム美術館中地下)では28日まで、新津保建秀写真展「チェルノブイリ / マテリアルズ」を開催している。

「観光写真のハードコア」を展示

同展は、先日発売された『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』の発売を記念して開催される写真展。同誌の取材に同行し、チェルノブイリの現場を撮影した写真家・新津保建秀の作品を展示する。

立入禁止区域内、廃墟と化した周辺自治体、そして原子力発電所内部……。今回の展示は『思想地図β vol.4-1』掲載作品を中心に、同誌の作業の中で選んだもの、入稿したもの、取材のリサーチの過程でのテキスト、集まった画像など様々なマテリアルの断片から構成されている。写真家がキャプチャーした光景が広がる展示空間に、チェルノブイリの現在と日本の未来が浮かび上がるという。

開催日時は、7月12日~28日 11時~20時(水曜のみ~21時)。会期中無休。会場は、東京都渋谷区神宮前3-7-6 オン・サンデーズ・カフェ(ワタリウム美術館中地下)。入場無料。その他、詳細は同展Webページで確認できる。