タレントのデーブ・スペクター、春香クリスティーン、ボビー・オロゴンらが11日、都内で行われた映画『終戦のエンペラー』のトークイベントに登場した。
同作は、岡本嗣郎の小説『陛下をお救いなさいまし』を原作とした歴史サスペンス映画。映画の感想を求められたデーブは「知ってる話かな、と思ったら全然そんなことはありませんでした。激動の終戦直後でマッカーサーが何をしていたのか、知らなかったことがたくさんありました。それにとても公平に描かれていて、ラブストーリーの要素もあり、予想以上に楽しめました」とコメント。するとその後にあいさつしたボビーが「ワイドショー並にデーブさんが語って下さったのでもう話すことがありません(笑)」と会場の笑いを誘った。
また、デーブは「キャスティングが良かった」とし、缶コーヒーのCMで共演しているトミー・リー・ジョーンズについては「大の仲良しです。と言っても2時間しか会ったことないですけど(笑)。彼はちょっと近寄りにくい人なんですよ。だから、貫禄があるマッカーサーのキャスティングとしてはとっても良かったと思う。どこか似ているところがある感じがした」と語った。
その後、イベントはMCがボビーを陸上選手の"ボルト"と呼び間違えたことを発端に一気に話は映画と関係ない方向へ。名前を間違えられたボビーは「まぁ、(よく名前を)間違えられるよ。昔はベン・ジョンソンに間違えられたし。間違えられやすい運命なんだよ。うちの地元ではサンコンと呼ばれているんだから」と明かすと、親父ギャグが大好きなデーブが「あぁ、それ"参考(サンコウ)"にさせてもらいます」とすかさず切り返し、続けてボビーが「おっ!笑うとこ!!」と会場に笑いを促した。
さらに、デーブは先日婚約したことが発表された鈴木奈々について「彼はえらいと思うよ。あのテンションに高さについていくというのはね。真面目な人ですよ、その男の人は」としながら、「まぁでも頑張って2~3年もてばいいじゃないんですか」と暴走。しまいには「奈々ちゃんは(婚約が)決まったからいいんだよ。問題はクリスティーンだよ」と芸能記者のようにクリスティーンに切り込み「私は"政治"が恋人ですから」と返答されると「でも、付き合いたいんじゃないんですか、国会議員さんと」と詰め寄られ、クリスティーンは「選挙前に聞きます? 追っかけるのが好きなので、まぁでもご縁があれば」と最後まではぐらかしていた。映画『終戦のエンペラー』は7月27日より全国公開。