「OpenSky 3.0 ‒ 欲しかった飛行機、作ってみた ‒」を開催 ※画像はM-02J

東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaは13日~9月16日、八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ‒ 欲しかった飛行機、作ってみた ‒」を開催する。

「個人用飛行装置」2機を展示

同展は、メディア・アーティスト八谷和彦氏による"個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト"OpenSkyプロジェクトの中で作られた機体を展示するもの。

携帯電話、コンピュータ、壁掛けテレビ、自家用車など、今から100年前の人たちが想像していた未来の、その多くが実現している中、ただひとつ十分には実現していないものとして「個人用飛行装置」が挙げられるという。

同展では、「ないんだったら作ればいい」という軽い気持ちで作成されたという機体2機、2006年に初級滑空機として初飛行した一人乗りグライダー機M-02と、もう間もなくテスト飛行に挑戦するジェットエンジン付き自作機M-02Jを展示。また、会場にはM-02J実機ボディと同じ型から作ったフライト・シミュレータと映像シミュレータを設置し、フライト体験を味わえる。

さらに、2003年のスタート以来、ジェットエンジンを搭載した機体での試験飛行に挑戦するOpenSkyプロジェクトの、これまでの軌跡を紹介する記録映像や写真をはじめ、関連する作品もあわせて展示。そのほか、同時開催として「なつのロケット団」による民間ロケットプロジェクトの展示も併設する。

M-02(金沢21 世紀美術館蔵) ※撮影:米倉裕貴

開催日時は、7月13日~9月16日 12時~19時(最終入場18時30分)。休場日は、毎週火曜日・夏期休暇(8月13日~16日)。会場は、3331 Arts Chiyoda メインギャラリー(東京都千代田区外神田6-11-14)。 入場料は、大人500円、大学生・高校生300円、中学生以下無料。その他、詳細は同イベントWebページを参照のこと。