松竹芸能は7月28日、大阪市の道頓堀にイベントスペース「角座広場(DAIHATSU MOVE 道頓堀角座)」をオープンする。
ダイハツ、イオンなど企業と取り組み情報発信
同施設の敷地面積は約1,600平方メートル。同社のメイン事業である「お笑い」を発信するという目的だけではなく、「お笑い」を通じて道頓堀地区のコミュニティの中心となり、同地区の活性化を目指している。
角座広場内には松竹芸能本社事務所とタレントスクール大阪校も移設。芸人を輩出する“工場”の役割である劇場と、常に面白いことを発信していく場となる本社事務所も“工場”であるという考えのもと、オフィスのデザインはコクヨファニチャーの協力で“工場”を模している。
道頓堀のメインストリートに面した一角には、イオンの協力を得て芸人が街の観光案内を行う「お笑い観光案内所」を設置。また、南海電気鉄道の支援で、大阪府南警察署の警察官が立ち寄る生活安全センターも整備する。加えて、タイムズ24の協力で、社長室専用駐車場を設け、ガラス張りの2tトラックを「まるみえ社長室」として広場に常駐車する。
予約の取れない人気レストランが出店
施設内には人気のレストランも出店。東京・銀座で予約を取れない店として有名な「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」がコラボした新業態、「俺のフレンチ・イタリアン」が関西に初出店する。また、大阪で人気カフェ「ミュゼ」が手掛けるカフェ&スペインバル「RISA」(RISAとはスペイン語で“笑い”)も出店する。
他にも、大阪名物「たこ焼き」の店も出店。地元を代表して道頓堀の名店「くれおーる」が、ひと味違う新スタイルの“たこ焼”を提供する。
角座広場オープニングセレモニーは、7月28日の11時30分から。また、こけら落とし公演など各種チケットは「角座広場(DAIHATSU MOVE 道頓堀角座)公式サイト」でも販売している。