厚生労働省は10日、2013年4月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、4月の生活保護受給者数は、前月比9,210人減の215万1,843人となり、2012年4月以来1年ぶりに前月を下回った。

4月の生活保護受給世帯数は157万8,032世帯となり、こちらも前月より596世帯減少した。

被保護世帯数及び被保護実人員(各月間)(出典:厚生労働省Webサイト)

世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が70万9,345世帯(前月70万4,442世帯)で最も多く、全世帯の中で唯一前月より増加。次いで、その他の世帯が28万7,156世帯(同28万8,483世帯)、傷病者世帯が28万4,812世帯(同28万7,934世帯)、障害者世帯が17万9,058世帯(同17万9,259世帯)、母子世帯が11万879世帯(同11万1,776世帯)となった。