大昆虫展は東京タワー1階の特設会場で開催(イメージ画像)

東京タワーは7月20日~9月1日まで、開業55周年記念の特別企画「大昆虫展 in 東京タワー ~ファーブルの世界から希少昆虫まで~」を開催する。

生きた昆虫に触って観察できる!

同展は、総標本数1万6,000匹以上となる大規模な昆虫展。子供たちが"昆虫を見る・知る・触れる"ことの喜びを通じて自然科学に興味をもってもらうことを目的に開催するもので、今回が初の開催となる。

「昆虫展示コーナー」では、動物学者の吉村卓三先生が所蔵する昆虫標本約250箱のほか、普通のものとは形が変わっている異形昆虫や希少昆虫も展示。また、昆虫を新聞見開き程度まで拡大したパネルも展示する。拡大することにより、まるで恐竜のようなリアルな昆虫の姿を確認できるという。

また、縦・横とも約8mの巨大な虫かごの中に森を再現した「ふれあいジャングル」では、約100匹以上の生きている昆虫を触って観察できる。世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」にも触ることが可能。糸の先に餌をつけて昆虫を釣る「昆虫釣り」もできる。

会場では、なかなか見ることができない希少昆虫なども観察できる(イメージ画像)

「ふれあいジャングル」では昆虫も販売。カブトムシ・クワガタはオス600円、メス300円。物販コーナーでは、昆虫の生態や虫に関する玩具、書籍、ポスターなどを販売する。

その他、ファーブル博士の等身大人形、ファーブル昆虫記の初版本などを展示する「ファーブル博士コーナー」もある。関連イベントとして、「昆虫博士 吉村卓三先生の昆虫教室」も開催。日程など詳細は東京タワー公式サイトを参照。

時間は平日が10時~17時、土曜・日曜は10時~18時(最終入場は終了時間の15分前)。入場料は大人(高校生以上)1,000円、子供(4歳以上)700円、3歳以下は無料。また、大人1名と子供1名の入場券がセットになった「親子券」は1,500円。