三菱自動車は6日、日産自動車との合弁会社であるNMKVで企画・開発された第一弾モデルとなるトールワゴンタイプの新型軽自動車「eKワゴン」と「eKカスタム」を発売した。価格は、eKワゴンが105万円~133万5,000円、eKカスタムが126万9,000円~154万6,000円。

「eKワゴン G」2WD

「eKカスタム T」2WD

eKワゴンとeKカスタムは、上質なエクステリアに加えて、開放的で柔らかな形状のトリムに包まれたインテリアを採用。エンジンには、フリクション低減や燃焼改善が行われた低燃費で高性能な小型・軽量の新世代MIVECエンジン(DOHC 12バルブ 3気筒)を搭載している。

2WD車の一部グレードには、コーストストップ機能付の新しいアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」を採用し、軽トールワゴンでクラストップの低燃費29.2km/L(JC08モード)を実現。また、従来の「オートストップ&ゴー」を採用した4WD車は26.0km/L(JC08モード)、「オートストップ&ゴー」非採用車でも25.8km/L(JC08モード)という低燃費となっている。

トランスミッションは、INVECS-III CVT(副変速機付)を採用。変速比幅の広いギヤレンジを設定するとともに、低アクセル開度での直結領域を拡大したことによって、加速性能と燃費性能を両立したという。そのほか、衝突安全強化ボディ「RISE」、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム、電子制御システム「ETACS」などが採用されている。