カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーは、今後自宅を訪れた客人が秘密を漏らした場合、500万ドル(約5億円)の賠償金を求めて訴訟を起こすといった厳しい規約を設定するという。
ジャスティンは、カリフォルニア州のカラバサスに立つ豪邸に入るすべての人間に秘密保持契約を結ばせるつもりで、パーティーを含め自宅内で行われた一切の事柄をソーシャル・ネットワークのサイト等で口外することを禁止。それに違反した場合、500万ドルの罰金を支払わされる規約を設けたと言われている。
また、ゴシップサイトのTMZによれば、その規約を記した法的資料の中でジャスティンは、パーティーの参加者などの体調、考え方、精神的特長などいかなる事柄についてもゴシップとして漏らすことを禁じている。
650万ドル(約6億5,000万円)相当の自宅内で行われるイベントに参加する客人たちは「自分の身を危険にさらす可能性があり、身体的に健康で場慣れしていない限り参加しないほうがよく、さもないと死の危険性すらある」とジャスティン邸に入る前に恐ろしい警告がなされるという。
今回この厳しい規約を考案したのはジャスティン自身であり、先日まで行っていた「ビリーヴ」ツアーで自宅不在時に、友人のラッパー、リル・トゥイストが40人近いゲストを招いてパーティーを行っていたことが発端になったと見られている。ただ、アメリカではスターが自宅内のプライバシーを守るために規約を設けることは特に珍しいことではないが、今回のジャスティンは厳しすぎでは? といった声もあがっている。
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