新工場は、伝統ある「ようかん事業」の再構築を目指して設立する

井村屋は、創業当時から受け継ぐ “ようかん事業” の再構築を目的として、三重県松阪市に新工場の設立する。稼働日は6月17日。

「菓子ルネッサンス」を掲げて創業地に設立

新工場の名称は、井村屋「Newようかん工場」。松坂市の辻製油の敷地内に設立する。技術の伝承と、新規技術の融合によって「新顧客創造」「新領域開拓」「新ジャンル商品開発」を目的としているという。

工場の規模は約1,000平方メートルで、生産能力は年間で約25億円。初年度の売り上げ目標は10億円で、3年後は15億円。5年後には25億円の売り上げを目指す。

また、新工場の設立とともに、本社工場のようかん部門についてもリニューアル。菓子事業全体の再構築を行う。更に辻製油の高い機能性素材の開発能力を生かした、コラボレーションも検討していくとのこと。

稼働日は6月17日(一部稼動)で、同日は竣工式を予定している。工場の全稼動は10月1日を予定。