JR北海道は15日、特急「旭山動物園号」のリニューアルデザインを公開した。7月13日より運行開始し、8月31日まで毎日運転。9月も土日祝日を中心に運行される。

リニューアル後の特急「旭山動物園号」の先頭車には、キリンとホッキョクグマがそれぞれ描かれる(画像はすべてJR北海道提供)

今回も元旭山動物園飼育係で絵本作家のあべ弘士氏がデザインを担当。「地球の仲間と出かけよう」をコンセプトに全面リニューアルが行われ、1号車の車体正面にはキリンが、5号車の車体正面にはホッキョクグマが描かれる。

各車両ともテーマが設けられており、1号車は「草原のサバンナ号」、2号車は「熱帯のジャングル号」、3号車は「北海道の大地号」、4号車は「鳥たちの大空号」、5号車は「極寒の銀世界号」に。外観・車内ともこれらのテーマに合わせたデザインとなる。1号車のカーペット敷きフリースペースはサバンナのイメージで一新され、各車両に設置された記念撮影用の座席「ハグハグチェア」も新しくなるという。

1号車「草原のサバンナ号」

2号車「熱帯のジャングル号」

3号車「北海道の大地号」

4号車「鳥たちの大空号」

5号車「極寒の銀世界号」

特急「旭山動物園号」(全席指定席)は7月13日以降、札幌~旭川間で1日1往復(札幌駅8時30分発、旭川駅16時5分発)運行される。なお、JR北海道では、旭山動物園の入園券や旭川駅~旭山動物園間の往復バスがセットになったお得なきっぷ「旭山動物園きっぷ」も発売中。札幌駅発着5,900円、新千歳空港駅発着7,900円で、旭川駅まで特急列車自由席で往復でき、別途指定券(片道510円)の購入で「旭山動物園号」にも乗車できる。