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「恋人がいると毎日が楽しくなる」と言う人も多いですが、ときには大げんかをしてしまい、「恋人って面倒くさい」と思うこともあるでしょう。そんなとき、世のカップルたちはどうやって仲直りをしているのでしょうか? そこで今回は、現在恋人がいる方々に集まっていただき、彼氏・彼女とのケンカにけりをつける方法を教えてもらいました。
●お話をうかがった方たち
Rさん(25歳・女性)/フリーター。彼氏との交際期間は約3年。
Mさん(30歳・女性)/会社員。彼氏との交際期間は約4年。
Tさん(27歳・男性)/会社員。彼女との交際期間は約2年。
Aさん(32歳・男性)/会社員。彼女との交際期間は約2年。
自分から折れてしまうのも一つの方法?
――自分から折れて、相手に謝ってしまうのが良い方法だと言う人もいるようです。「とにかく折れてしまう派」の人はいますか?
Aさん「私はとにかく折れる派です。結局、口論では女性の方が強いとわかっていますので。現在の彼女と付き合い始めたころは、こちらも意地を張ったりしていたのですが、それではいつまでたってもケンカが終わりません。長引くのが嫌なので、今ではすぐに謝ってしまうようになりました」
Rさん「自分から折れて、謝るようにしています。以前彼氏とケンカしたときに、どちらもなかなか折れなくて、長引いてしまったことがあります。そのときに、彼氏が暗い部屋の隅で体育座りをして、しょんぼりしている写真がメールで送られてきました。
その写真のしょんぼり感が絶妙で、苦労してセルフタイマーで撮影している彼氏を想像するとおかしくて……。すぐに『ゴメンね、もうケンカやめようね』って返信しました。自分から折れて笑わせてくれた彼氏が、すごいなと思いましたね。
それからは、ケンカになったら私もできるだけ自分から折れて、ちょっと面白いことを言って相手を笑わせて、ケンカを早く終わらせるように心がけています」
なるほど、折れる場合でも相手を笑わせるなどの工夫をすると、自分も相手も気持ちよくケンカを終わらせることができそうです。
自分の意見をあくまで通す、折れない派
――ケンカが長引いたとしても、自分からは決して折れたくないという人もいると思います。そんな折れない派の意見も聞いてみましょう。
Mさん「私はいつも、ただひたすら黙っていますね。もちろん、自分が悪いと思えば謝りますが、相手が悪いと思っているときは、謝るどころか口も聞きません。そして、彼氏がきちんと謝ってきたら、話し合いを始めるようにしています」
Tさん「彼女とケンカになると、どちらも意地っ張りなのでケンカが長くなってしまいます。あまりにケンカが長くなってしまうので、ケンカが始まったら一旦お互いに1人の時間を持つことに決めました。
ただし1時間だけ。僕はその1時間でゲームをしたり、本を読んだりしています。そうすると、不思議と何に怒っていたのかがわからなくなってくるんです。
1時間後に集合すると、彼女も怒りがおさまっていますね。それで、結局どちらも折れることなく、ケンカ終了です」
どちらも折れずに、ケンカを終わらせるという方法もあるのですね。
白黒ハッキリつける方法
――お互いに「相手が悪い」と思っているときには、どれだけ話し合っても、なかなか納得できる結論が出ません。白黒つけるための何か良い方法はないものでしょうか?
Rさん「基本的には自分から折れるようにしていますし、彼氏も割とすぐに謝ってくれます。でも、ときにはどちらも譲れない……というようなこともあって。
そのときは、私と彼氏がとても信頼している共通の友人がいるので、その人にそれぞれ電話をして、言い分を聞いてもらうことにしています。そして、その友人が『今回は○○が悪い』とジャッジしてくれるので、悪いと言われた方が負け。折れて謝ることに決めています。
客観的に見られる第三者に仲裁してもらうのは、なかなか良い方法ですよ。第三者の意見なら、意外と素直に受け入れられます」
Aさん「以前付き合っていた彼女とは、いろいろな方法でケンカにケリをつけました。あっち向いてホイとか、たたいてかぶってジャンケンポンとか。負けた方が折れて謝るというルールで、結構本気になってやっていました。
勝負に夢中になっていると、ケンカはどうでも良くなって、勝負に勝つことが目的に……といった感じで、仲直りしていました」
カップルの数だけ、仲直りの方法もあるようですね。2人で決めたルールがあれば、ケンカも早く終わりそうです。
パートナーとうまく仲直りできなくて困っているという人は、ほかのカップルが実践している方法をまねしてみるのも良いでしょう。たくさんケンカをしても、その数だけ仲直りすれば、きっときずなが深まるはずです。
折れる派の人も折れない派の人も、上手に仲直りをして、パートナーと楽しい時間をたくさん過ごしてくださいね。
(OFFICE-SANGA 森川ほしの)