女優の平愛梨、キャイ~ンの天野ひろゆきが13日、映画『ローン・レンジャー』でローン・レンジャー役を演じたハリウッド俳優 アーミー・ハマーの来日記者会見に登場した。
同作は、ジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督という『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作コンビが、再びタッグを組んだ作品。正義に燃えるヒーロー ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)と、復讐に燃える戦士 トント(ジョニー・デップ)という何もかも正反対な2人が、聖なる力に導かれ、共に巨悪に立ち向かう。
今回が初来日となるアーミー・ハマーは、日本の印象について「日本に来る前にジョニー(ジョニー・デップ)に日本へ行くことを伝えたら、"とにかく楽しみにしていな。世界で最高の国だから、最高の体験ができるはずだよ"と言われた」と笑顔でコメント。実際に日本に来て"街にゴミが落ちていない、とても清潔な国"であると感じたとし「街にゴミが落ちていないのに、ゴミ箱も見当たらない。みんなどこにゴミを捨てているんだい?」とユーモアたっぷりに話し、会場の笑いを誘った。
また、同作の撮影秘話として「この作品の多くのシーンは、インディアンの保留地で撮影したんだけど、一番近くのホテルまでも車で5時間かかるようなところだったんだ。だから、みんなで撮影現場の近くでキャンプをして、夜には壁にプロジェクターを使って歌詞を映し、カラオケパーティなんかをして楽しんだよ」と明かした。
さらに、平愛理と天野ひろゆきも同ベントを盛り上げるために登場。アーミー・ハマーを見た平は「ビックナイスガイ! 普段、男性にドキッとすることがあんまりないんですけど、今日は久々に女のコになりましたね」と興奮。また、劇中に出ている"ローン・レンジャー"風の格好で登場した天野に対してアーミー・ハマーは「鏡を見ているようで本当にそっくりだね。今度、僕のスタントを代わりにやってもらいたいよ」と笑顔で話しかけ、「製作のジェリー・ブラッカイマーが僕の前に君をオーディションしていなくてよかった。役が取られるとこだったよ」と天野を持ち上げた。そのほか、自身のとってのヒーローを聞かれた平が小声で「ディズニーのキャラクターを言ったほうがいいの?」と天野にアドバイスを求めるもその会話が報道陣のマイクに声が拾われており、会場は大爆笑。あわてて「私はシンデレラです」と挙げるも天野に「それはヒロインだろ」とツッコまれ、「じゃあ、アンパンマン!!」と言い直す一幕も。
同作で親友を表す"キモサベ"は誰かと聞かれると「(お笑い芸人の)三瓶」と天野が隣にいるのも関わらず即答。とても仲が良いため、明石家さんまをはじめ、色々な人に"キモサベ"三瓶と交際したらどうだと薦められるとしながらも「(三瓶とは)仲が良すぎて、一緒に寝てもなにも起きないと思います」と大胆発言も飛び出した。
映画『ローン・レンジャー』は、8月2日より丸の内ピカデリー1ほか全国公開。