AKB48の姉妹ユニット・NMB48が26日、東京・日本武道館にて25日から28日まで行われるコンサート「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」の2日目公演を行った。

福本の卒業を祝うために駆けつけたお笑い芸人(左からケンドーコバヤシ、陣内智則、福本愛菜、池乃めだか、たむらけんじ)

同コンサートは25日にSKE48、26日にNMB48、27日の昼公演にHKT48、夜公演にAKB48が単独公演を行い、最終日となる28日の昼夜公演でAKB48グループメンバーが総出演する。2日目に単独公演を行ったNMB48は、1stアルバムタイトルでNMB48の合言葉となっている「てっぺんとったんで!」を、山本彩の号令で観客と合唱。オープニングからハイテンションで2日目公演はスタートした。

初日のSKE48は、MCをほとんど挟まず、AKB48グループ史上最多となる31曲連続で披露。NMB48はそれとは打って変わり、楽曲だけでなく、大阪仕込みのトークや掛け合いでも会場を沸かせた。「似顔絵コーナー」では、チームMが誇る画伯たちが"キャプテンさや姉"をテーマに力作を披露。そのほか、「舞台裏マル秘写真大公開」ではメンバー同士で撮影した写真の名作の数々を披露し、笑いを誘う厳しいツッコミも相次いだ。

ラスト2曲目「僕は待ってる」では、卒業を発表している福本愛菜のオーディションからこれまでの映像が映し出され、バラエティタレントに向けて歩み出す福本をメンバーが励ましながら送り出した。福本は目を潤ませ、声を詰まらせながら「今、波に乗っているNMB48を卒業することは本当に悩みました」と振り返り、「私も負けずにバラエティタレントのてっぺんを目指します!」と決意を語った。

すると、場内には吉本新喜劇のテーマ曲が流れ、池乃めだか、陣内智則、ケンドーコバヤシ、たむらけんじが登場。湿っぽくなったメンバーを前にたむけんは、「卒業おめでチャー!」と元気づけていた。そして、夢に向かうようにマイクを置いて花道を歩き出した福本だったが、その先にはなんと落とし穴が。全身粉まみれになり、早くもバラエティの洗礼を受けた福本は「オーマイガーや!」とNMB48の楽曲にちなんで絶叫していた。

(C)AKS