俳優の池内博之が、8月に東京・日比谷のシアタークリエにて上演される舞台『マイ・ロマンティック・ヒストリー ~カレの事情とカノジョの都合~』で主演を務めることが23日、明らかになった。

舞台『マイ・ロマンティック・ヒストリー ~カレの事情とカノジョの都合~』で主演を務める池内博之

同作はスコットランド・グラスゴー発の話題作で、今回、2012年『ピアフ』にて芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した演出家・栗山民也の手によって日本初の舞台化が実現する。2010年に上演された舞台『イリアス』以来、栗山氏と2度目のタッグを組む池内は、「栗山さんの世界観にどっぷりと染まらせてもらえるのも楽しみです」と語り、「男女の物語をコミカルにかつパンチのきいた作品になるよう、取り組んでいきたいと思います」と意気込んでいた。

共演は中越典子。職場で出会った2人は、ひょんなことから付き合いはじめたものの、いまいち本気になれない。そんな彼らに共通するのは「忘れられない過去の恋人」の存在だった。本音と建前の駆け引きで描く、いびつで不器用な愛の形と2人の恋愛履歴。誰もが思い当たる赤裸々な恋愛事情を、栗山氏による演劇的な仕掛けの数々が描き出していく。舞台『マイ・ロマンティック・ヒストリー ~カレの事情とカノジョの都合~』は8月16日から26日まで上演される。