タレント・中川翔子の初主演映画『ヌイグルマーZ』(2014年新春公開)がクランクアップを迎え17日、撮影現場のメイキングが公開された。

初主演映画『ヌイグルマーZ』で初めてアクションシーンに挑んだ中川翔子

同作は、大槻ケンヂ率いるロックバンド「特撮」の楽曲「戦え! ヌイグルマー」を原作に、井口昇監督がメガホンを取った。中川は同作で初主演を務め、初めてアクションシーンにも挑んだ。撮影は3月、東京・高円寺、千葉、群馬、静岡を中心に、連日24時を超えるまで行われた。

中川が演じるのは、何をすることにも失敗してしまう少女・鮎川夢子。友だちがいない彼女は、自宅で特撮ものの作品を見ることを日課にしていたもののある日、亡くなった姉の娘・響子を守るために、生命を宿したテディベアと合体し戦士"ヌイグルマー"として立ち上がる。中川自身、以前から特撮作品のヒーローに憧れていたこともあり、今回の役柄にも自然と感情移入したのだという。

また、劇中で中川が使っているヌンチャクは、幼少期の頃に自作した物。打ち合わせの際に持参したところ、衣装と同じピンクでイメージにピッタリだったため、採用されることとなった。ヌイグルマーと超能力者のキル・ビリーの一人二役を演じたのは武田梨奈。空手経験者の女優で、これまで数々の作品で華麗なアクションを披露している。

(C)2013「ヌイグルマーZ」製作委員会