妻の料理、おいしい?

「ごめん、お魚ちょっと焦げちゃった」「……(ちょっとじゃねーよ! これは真っ黒っていうんだよ!!)」。妻の料理の味がイマイチだったとき、あなたははっきり言う? それとも黙って食べる? マイナビニュース会員の既婚男性200名に、その伝え方について尋ねた。

「妻の料理はおいしいですか」という問いに対して、「はい」は95.0%、「いいえ」は5.0% だった。少数派ではあるが、「いいえ」と答えた人に妻にはどのように伝えているかを聞いてみた。

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■言葉でしっかり伝える
・「まずい時はまずいとはっきり言う」(58歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「ときどき注文をつける」(35歳男性/情報・IT/技術職)



■黙々とモグモグ
・「何もいわず」(39歳男性/医薬品・化粧品/営業職)
・「黙っている」(52歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「我慢して食べてる」(40歳男性/自動車関連/技術職)



■行動に出る派
・「外で食べるという」(37歳男性/警備・メンテナンス/技術職)
・「一緒につくる」(29歳男性/金融・証券/営業職)



■総評
妻の料理がマズい……!! 夫にとってはなかなかピンチの状況だが、その対処法は大きく3つに分かれた。まずは、単刀直入に「マズい」と相手に言ってしまうシンプルな方法。妻の性格にもよるだろうが、あまり言われて嬉しい言葉ではない。とはいっても、妻も一緒のものを食べて自分でもおいしくないのは分かっているだろう。妻の様子を伺いつつ、軽く注文をつける方が正直だし、今後のためにもいい方法なのかもしれない。

次に、ガマンして何も言わずに食べる、という方法。これは、恐らく男性の優しさからで、問題が表面化しないのでケンカにもなりにくい。しかし、たまの失敗ならこれで乗り切ればいいだろうが、日常的にあまり料理が得意でない妻には、「次はこれをこうしてみてよ!」「こういう味だったらもっと好きだな」など、前向きな助言してみるのも今後のお互いのためだろう。

外食したり、一緒に作ったりと、行動に出るという意見もあった。一緒に食事をしている最中に突然ガタンと立ち上がり、「外で食べてくるわ」と言われたら、「マズイ」と言われる以上にショックかもしれない。しかしながら、毎日毎日おいしくない料理を作り続けるのも食べ続けるのも、お互いにとって不幸なこと。男性側のメッセージが妻に届くのを祈るばかりである。

(文・アリウープ 中嶋絵里)


調査時期: 2012年12月28日~2012年1月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート