女優の羽田美智子が、4月16日スタートのNHK総合ドラマ『第二楽章』(22:00~22:48)で主演を務めることが21日、明らかになった。

NHKドラマ『第二楽章』で主演を務める羽田美智子

羽田が演じるのは、オーケストラのコンサートマスターを務める女性・白瀬茉莉。シカゴ管弦楽団コンサートマスターから古巣の東京ナショナル交響楽団に復帰した茉莉は、17年前にオーケストラのバイオリニストとして一緒に夢を追い、互いにソロの座を争っていた遠藤奈津美(板谷由夏)と再会する。妊娠を機に引退していた奈津美は、同じオーケストラのチェリストだった夫・遠藤一登(谷原章介)と幸せな家庭を築いていたが、茉莉の成功と栄光を羨んでいた。一方、一登に思いを寄せていた茉莉は、その再会を機にあらためて一登への深い思いが蘇る。

かつて親友だった2人が17年間の音信不通の日々を経て、すべての鎧を脱ぎ去り歩み寄った時、あの「友情」は「絆」だったと知らされる。本作がNHK初主演となる羽田は、「自分の人生に満足してるはずの大人の女性が、手に入れられなかった他人の人生に嫉妬する。友情、愛情…。成長期ではない成熟期のリアルな女心を演じていきたいと思ってます」と意気込みを語っていた。同作には田中圭のほか、大後寿々花、荒井萌といったフレッシュな俳優も出演する。

NHKドラマ『第二楽章』は22日より、都内および近郊ロケで制作スタート。4月16日から6月11日まで、全9回にわたって放送される。