ミュージシャンのシシド・カフカが17日、東京・Shibuya O-Eastで行われた、江崎グリコのスナック菓子『プリッツ』新CM発表会に出席した。
同社は、『プリッツ』のイメージキャラクターに、ドラムを叩きながら歌うドラムボーカルで、モデルとしても活躍するシシドを起用。新CM「ハラペコにプリッツ」編は、メキシコ生まれでアルゼンチン育ちのシシドが図書館の中で、ドラムを打ち鳴らすという内容で、19日から全国放映予定となっている。
CMで着用していたドレス姿で登場したシシドは「私らしい弾けた元気のあるCMになりました。新しい気持ちでプリッツを食べていただけたら」とアピールし、初めてのCM出演に「1つのものを作り上げるのは楽しかった。CMに出るならドラムを叩きたかったので、話を聞いた時はうれしくてバンザイしました」と笑顔。撮影は、チェコの世界遺産であるプラハ歴史地区のストラホフ修道院の図書館で行われ「素晴らしい場所で、ドラムをやっていいのかと驚いた」と振り返り、撮影で使われた『プリッツ』を模したドラムスティックに「可愛いですよね? 15セットくらい用意していただいたので、気兼ね無く叩かせてもらった」と満足げに語った。また、シシドは『プリッツ』CMソングや20日に発売予定の新曲「music」を含む6曲をパワフルなドラム演奏と共に披露し、集まったファンを盛り上げた。
イベント終了後、報道陣の取材に応じたシシドは「デビューして半年なのに、ライブもたくさんやって、CMも出させてもらった。出会いの多い1年だった」と話し、「自分自身、音楽に向いてるのか分からなくなった時期もあったけど、ステージに立つとやりたくてやってるんだと実感します」とにっこり。ドラムを始めたきっかけは、10歳の時に見たテレビ番組だそうで「ドラマーの人はあんまり映らなくてライトも当たってないのを見て興味が沸いて、14歳の時に始めました」と明かし、「今はボーカルもやってるので、ドラマーの美学は捨てちゃったけど」と照れ笑い。また、憧れの女性について「山口百恵さんの表現力や歌唱力にすごく憧れる」と語ったシシドは、自身の性格について聞かれると「大ざっぱです。実は運動音痴なんです」とはにかみながら明かした。