ジェニファーの訴えを「自分が女王様だと思っているのよ。だから自分が奴隷みたいに扱われてると思ったんじゃないの? 私が仕事上での女王なのに」と一蹴しているレディー・ガガ (C)BANG Media International

レディー・ガガは、訴訟の要求金額を元雇用者である原告に払うくらいなら、乳ガンの闘病中である他のスタッフに寄付したいと考えているという。

現在、「24時間つきっ切りで世話をさせられていた」と主張する元付き人ジェニファー・オニールから未払いの残業代38万ドル(約3,550万円)を支払うように訴えられているガガだが、ジェニファーが同額を受け取るに値しないとし、ジェニファーに払うくらいならガンで苦しんでいる他のスタッフに渡してあげた方がいいと発言。ザ・サン紙の次のようにガガの発言を報じている。

「私からお金が支払われるまで、ジェニファーは親御さんから経済的に世話してもらっているらしいじゃない。そんなだから彼女はこの金額を受け取るに値しないのよ。私は支払うつもりはないわ。ジェニファーは1ドルさえも受け取る価値はないわね。彼女が欲しがっているお金は、私に献身的に尽くしてくれている他のスタッフたちにあげるわ。彼らならふさわしいと思えるしね。特に乳がんと闘っている(スタッフの1人)ソーニャの乳房腺切除のために使うつもりよ。ジェニファーにはあげないわ。ソーニャにはちゃんと生きて欲しいの」

一方のジェニファーは声明で、ガガと2010年にワールド・ツアー「モンスター・ボール」を敢行していた際に、全くプライバシーが尊重されず、ガガと同じベッドで寝ることを強制され、さらにはガガがホテルの部屋を歩きまわりたくないという理由で夜中にガガが見ているDVDを変えるためだけに起こされたりするなど、極度の疲弊を与えられたと主張。

それに対してガガは、ジェニファーを「全く役に立たないヤツ」と罵り、「あの子は自分が女王様だと思っているのよ。だから自分が奴隷みたいに扱われてると思ったんじゃないの?このビジネスは私がやってるんだから、私が仕事上での女王なのに」と吐き捨てている。

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