大深度有人潜水調査船「しんかい6500」©JAMSTEC

東京都・国立科学博物館で7月6日~10月6日の期間、特別展「深海」が開催される。

"人類に残された最後のフロンティア"、「深海」を紹介

「宇宙とともに、人類に残された最後のフロンティア」と言われている深海。同展では、この半世紀に飛躍的に増加しつつある深海に関する情報を、主に生物に焦点を当て、最新の研究成果をもとに紹介する。

同館では、同展を通じて、人類がいかに深海に挑戦し、どのようなことがわかってきたのか、そして今後どのように開発しようとするのかとともに、深海の環境や生物多様性を保全していくべきかなどについて、多くの人たちに理解を深めてもらう契機としたいとしている。

展示構成は、1.「深海の世界」、2.「深海に挑む」、3.「深海生物図鑑」、4.「深海に生きる」 、5.「深海への適応」、6.「深海シアター」。主な展示物は、「潜水調査船や探査機などの実物や模型」「深海生物の多種多様な生態解説と標本群」となる。

会場は、国立科学博物館(東京都・上野公園)。会期は、7月6日~10月6日 9時~17時、金曜日は20時まで (入館は各閉館時刻の30分前まで)。

休館日は、7月8日、16日、9月2日、9日、17日、24日、30日の各日。夏休み特別開館延長として、8月10日~18日 9時~18時、ただし、8月16日は20時まで。その他、詳細は特設Webサイトで確認できる。