お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春とFUJIWARAの藤本敏史が8日、東京・池袋サンシャインシティで行われた、映画『96時間/リベンジ』の公開前イベントに出席した。
"家族のためなら何でもやる親父の愛"という同作のテーマにちなんで行われたイベントに、昨年、それぞれ愛息子と愛娘が誕生した庄司と藤本が登場すると、観客から「ミキティー!」と声が飛び、これに応えた庄司は「ミキティー!」、藤本は「ユキティー!」と叫んで上機嫌。子どもが産まれてからは「より一層頑張らなきゃっていう決意が違う」(庄司)、「頑張らなアカンっていう気持ちが常にある」(藤本)と語った2人は、2013年の決意と覚悟を掛け軸で発表し、「愛娘と妻の為なら、吉本辞める」と宣言した藤本は、「2人の為なら、1番大切なものを捨てれる覚悟です!」とキッパリ。一方の庄司は「愛息子と妻の為なら、もう脱がない!」と宣言し、「仕事が減るかもしれないけど、芸人として大きくなりたい。脱いでると息子がイジメられるかもしれないし……。それと、ミキティーって叫ばない!」と妻・藤本美貴のミキティーネタも封印することを表明した。
また、MCに愛の暴走エピソードを聞かれた庄司は「モーニング娘。は恋愛禁止だったのに、ミキティーと一緒に岩盤浴に行って写真を撮られたこと。それがあったから、今があるんですけどね」と照れながら話し、藤本は「2人で歩いてたら酔っ払った若者に絡まれて、嫁が『てめぇ、誰だよ! うぜぇんだよ!』って言って追い払った」と妻・木下優樹菜の"ヤンキー"エピソードを披露。そんな2人は、年末年始を家族で過ごしたそうで、庄司が「河口湖で富士山を見て、京都で初詣をしました。家族でのんびり日本を満喫した」と話すと、藤本は「年末にインフルエンザにかかって、年越しは1人でベットの中だった。年始はグアム旅行の予定だったので、嫁に『ぜってー治せよ!』と言われて頑張って治した」と明かし、「うちの娘が現地の人に『Big face baby(ビックフェイスベイビー)!』って言われて、ケタケタ笑ってた」と切ない表情を浮かべていた。
映画『96時間/リベンジ』は、2008年に公開された『96時間』の続編で、リュック・ベッソンが製作・脚本を担当したアクション・サスペンス作品。元秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)は、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘のキム(マギー・グレイス)とイスタンブールで休暇を過ごすが、前作でキムを攫った犯罪組織のボスがブライアンに対する復讐計画を実行する。自らも囚われの身となったブライアンは、人質にされたレノーア、無数の敵に追われるキムを救うことが出来るのか――というストーリーで、映画は11日から全国公開。