皇太子さまは18日、東京都千代田区のイイノホールにて開催された『レ・ミゼラブル』特別チャリティ試写会にヒュー・ジャックマンやトム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュらとともに出席された。
今回、同イベントに出席するためだけに再来日したヒュー・ジャックマンらは、ロビーで皇太子さまを出迎え、日本語で「ヒュー・ジャックマンです」とあいさつし、握手を交わした。また、上映終了後、皇太子さまと一緒に同作を鑑賞できたことに対し、コメントを求められたヒュー・ジャックマンは「大変光栄なことです。皇太子さまとお会いでき、いっしょに本作品を観られたこと、また、皇太子さまは慈善活動もされている素晴らしい方で、今日のことは本当に忘れられない経験になりました」と感謝の言葉を口にした。
さらに、皇太子さまとどんな会話をしたかと取材陣に聞かれると「お出迎えさせていただいたときは、日本語でいくつかあいさつさせていただき、皇太子さまからも上手に話せているとOKをいただきました。上映後、若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、忙しくて映画をあまり観られないけれど『この映画は素晴らしく興奮した』と、おっしゃっていただきました」と笑顔でコメントした。
一方、キャメロン・マッキントッシュは、皇太子さまの「素晴らしい映画を観させていただきました。感動いたしました」とのお言葉を受け、「来年は舞台のほうもありますので、そちらもご覧ください」と舞台版「レ・ミゼラブル」を薦めたことを、トム・フーパー監督は、皇太子さまと同じオックスフォード大学出身ということで、大学時代の思い出を長く語りあったことをそれぞれ明かした。
映画『レ・ミゼラブル』は、これまでに世界43カ国、21カ国語で上演された大ヒットミュージカル『レ・ミゼラブル』を映画化したもの。人としての正しい道を模索する主人公のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)の波乱万丈な人生を軸に、多彩な登場人物の運命が交錯するヒューマンドラマとなっている。