親元を離れ独立し、初めて分かる親のありがたみ。親孝行、できるうちにやっておこう! 日本に住む外国人20人に、どんな親孝行をしたいか聞いてみました。

■日本旅行をプレゼントしたい。今、離れて暮らしているため(オランダ/男性/30代前半)

■日本に呼びたい。日本という国を知ってほしい(ペルー/男性/50代前半)

日本はどんな国なのか?ご両親は当然気にしているはずです。観光地などへ連れて行って日本という国を紹介することも有益ですが、自分の息子がこの国でどういう暮らしをしているのか、それが分かることがご両親は何よりうれしいでしょうね。

■二人をハンガリーに旅行させること。お父さんは30年前ハンガリーの留学生だったので、あそこは彼の若者時代のいろんな記念があると思う。彼は言わないけど、きっと戻りたがっていると思う。お母さんは外国に行ったことない。だから、二人を一緒にハンガリーに行かせたい(ベトナム/女性/20代前半)

娘から父への粋な計らい! お父さんの願いを彼女なりに察しているというところに愛を感じます。もちろんお母さんにも。ぜひ実現させてくださいね!

■巡礼させてあげることです。巡礼することが一番彼らにとって幸せなことだからです(エジプト/男性/40代後半)

サウジアラビアにあるメッカへの巡礼。イスラム教徒は旅行が可能な健常者であれば、全員が人生に一度は行わなければならない、アッラーの神に対しての神聖な義務、とされています。信仰における幸せというのは、人生そのものの喜びということなのでしょう。

■大きな家を買ってあげる。もっといい生活をしてほしいから(中国/男性/20代後半)

■両親のために町の郊外で家を買いたいです。両親はマンションに住んでいるが、庭付きの一戸建てにあこがれているからです(ロシア/女性/20代後半)

生活が向上するうえに、自分の子供はこんなに立派に成長してくれたんだと実感することもできますね。お家をプレゼントしたら、そのお家へたくさん遊びに行ってあげてくださいね。きっともっと喜んでくれるはずです。

■いつか孫を作ってあげたい。親は早く孫の顔がみたいと言ってるから(アメリカ/女性/20代後半)

孫の顔がみたい、やはりどこの国でも言われるものなんですね。これこそできるうちにしておかないと!

■彼らの生活のために車を運転したいです。父は年寄でなかなか運転できないです(イギリス/男性/40代前半)

この何気ない日常生活における優しさ、お父さんのことを気にかけていることが伝わってきます。その他には下記のような回答が寄せられました。

■より頻繁に母に電話するのを忘れない。めったに電話しないからです(ウズベキスタン/男性/20代後半)

■親が生きている間たくさん帰ってあげて孫の顔を見せること。優しい両親でずっと支えてくれたからです(ハンガリー/女性/30代前半)

■キャンプ。楽しそうだから(インド/女性/30代後半)

■一緒にいるだけで十分。一緒にいるだけでも互いに幸せ(スウェーデン/女性/40代前半)

■旅行に行ったり、ご飯を食べたりして普通に一緒に過ごす時間を増やしたい。成人までの生活費、学費全部出してくれたし、日本に来れたことも両親のおかげです(シンガポール/男性/20代後半)

■年をとった親を面倒みたい。愛してますから(タイ/女性/30代前半)

親子の関係は多種多様で、デリケートな問題でもあります。親も子も人間ですから、愛情もあれば衝突もあり一筋縄ではいきません。でもまあ、いろいろ含めて家族です。あなたなりの両親への親孝行、後悔のないようにしてくださいね!