AKB48の松井咲子が9日、都内で映画『ビンゴ』のDVD発売記念トークイベントに俳優の清水一希と登場した。

『ビンゴ』のDVD発売記念トークイベントに出席した松井咲子(右)と清水一希

現役音大生としてピアノ曲でAKBの中で6番目にソロデビューするなど活躍の幅を広げる松井は、誰に作品を観て欲しいかと聞かれると「AKBのメンバーの大島優子ちゃんに観て欲しいというより、一緒に観たいです。優子ちゃんは厳しい目で観てアドバイスをくれると思います」と答えた。大島といえば、先日行われた別の作品の試写会で涙を流し途中退出するという一幕が報じられたが、報道陣から「大島さんは泣く映画?」と聞かれると「泣かないと思います」と苦笑した。

同作は人気作家山田悠介の同名の小説を原作に制作された映画「ビンゴ」のDVD版。架空の近未来を舞台に、囚人たちの死刑執行を被害者家族がビンゴゲームで決定するという異色を放つ物語。とある罪で収監された清水演じる正哉と、マジックミラー越しに見つめる真弓(松井)。当たれば死刑というエクストリームアトモスフィアの中、隠された真実が明らかになっていく…というストーリー。

初の主演作に清水は「DVD化は非常に助かっています。なぜなら周りの友人たちは『DVD出たら教えて!』と劇場に行かなかったから」と苦笑まじりにあいさつ。家族が劇場に足を運んだという松井も「メンバーはDVDが出ると知ってて『ぜひみたい』と言っていたのでみて欲しいですけど、恥じらいがありますね」とはにかんだ。

死刑囚側と別に行われた撮影を振り返り、松井は「メイキングもずっと人見知りのまま映ってます」と漏らすと、清水は「全然そんな風に見えなかった。カメラを持って楽しそうにインタビューしてましたよ」と別の意見。松井は「最後だけです。ずっと裏の方で引きこもってました」と苦笑交じりに弁解した。

また、この日は松井の22歳の誕生日の前日ということもあり、バースデーケーキのサプライズ。突然のケーキの登場に驚く松井は「明日はバースデーイベントでファンの方と過ごすのが楽しみ」とちゃっかりPRしながら「欲しい物はあんまり思い浮かばないですけど、前のチームKのみんなと"ごはん会"を開いてみたいです」と声を弾ませていた。