米フォーブス誌が、俳優のギャラ1ドル(約82円)当たりに稼ぎ出す利益を算出した結果から、最もギャラを"もらいすぎた"俳優ランキングを発表した。
1位に選ばれてしまったのは、エディ・マーフィで近作の『ジャックはしゃべれま1,000』『エディ・マーフィの劇的1週間』『デイブは宇宙船』などが全て興行的に失敗作となってしまい、これら3作品が平均2ドル30セント(約188円)の利益しかもたらさないことが判明し、不名誉な1位の座についてしまった。
さらに同誌によれば、近年のハリウッド映画で成功作と呼ばれるためには、高騰する製作費と数百万ドル(数億円)ものマーケティング費用を合計した2倍以上の収益は少なくとも興行収入のみで稼ぎ出す必要があるという。エディの場合、最新作『ペントハウス』も7500万ドル(約61億5000万円)の製作費に対して2倍強のみの利益しかもたらさなかったと見られている。
そんなエディに続いて、4,000万ドル(約32億9000万円)の製作コストに対して、それを下回る3,700万ドル(約30億4000万円)の興行収入しか稼ぐことができなかった新作『ラブ&マネー』に出演したキャサリン・ハイグルが2位に、そして最近第3子を出産したばかりのリース・ウィザースプーンが3位にランクインしてしまった。
他にトップ10圏内には、サンドラ・ブロックやジャック・ブラックなどもランクインしている。
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