結婚したいと思う瞬間は?

まだまだ独身の自由を謳歌したい人も、仕事が忙しくて今は結婚など考えられない……という人も。ふとしたことがキッカケで、結婚に対する意識が変わることもあるはず。今回はマイナビニュース会員のうち独身男性300名に、結婚したいと思う瞬間はどんなときか聞いてみた。
>>女性編も見る

Q.結婚したいと思う瞬間はどんなときですか?(複数回答)
1位 さみしくなったとき 28.3%
2位 自分が年をとったと感じたとき 14.7%
2位 友達が結婚したとき 14.7%
4位 幸せそうな夫婦に出会ったとき 12.7%
5位 子どもがほしくなったとき 11.3%

■さみしくなったとき
・「一人暮らしのワンルームに帰ってきたときに出迎えがなくて寂しく思うことがある」(22歳男性/建設・土木/技術職)
・「いま寂しいのは耐えられるが、一生寂しいのは耐えられない」(25歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「話し相手がいないときに寂しさを感じることがあるから」(27歳男性/金融・証券/営業職)

■自分が年をとったと感じたとき ・「年をとってから結婚したいと思っても後悔しそうだから」(30歳男性/医療・福祉/専門職)
・「一人でできることの限界を感じるため」(27歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「年をとってくると人恋しくなります」(32歳男性/ソフトウエア/技術職)

■友達が結婚したとき
・「幸せそうな家庭を見ると自分もほしくなるし、ベッドで一人で寝るのも寂しいから」(29歳男性/食品・飲料/その他)
・「仲の良い友人が結婚すると自分も適齢期だと感じるから」(28歳男性/その他/事務系専門職)
・「幸せそうな顔を見ると、自分も誰がみても幸せな顔をしてみたいと思うから」(35歳男性/電機/技術職)

■幸せそうな夫婦に出会ったとき
・「幸せそうな夫婦や家族を見ていると、自分にもそんな家族が欲しくなる」(46歳男性/医療・福祉/専門職)
・「結婚して良かったというエピソードを聞くと、少しだけ結婚したい気持ちになります」(24歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「友達夫婦が幸せそうだと、自分もそうなりたいなと思うから」(29歳男性/小売店/事務系専門職)

■子どもがほしくなったとき
・「1人暮らしをしていると家族がほしくなる」(25歳男性/建設・土木/技術職)
・「早く一家団らんというものを味わいたいので」(29歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
・「両親や祖父母に自分の子供の顔を見せてあげたいから」(26歳男性/小売店/販売職・サービス系)

■総評
1位は「さみしくなったとき」で、女性編と同じ結果となった。生涯独りでいることに対しての焦りと不安を抱く男性が多く、特に帰宅時や就寝時に、ひとりのわびしさを感じるというようだ。中には「周りが結婚して付き合いが少なくなり寂しさを感じる」という意見も。

2位は「自分が年をとったと感じたとき」と「友達が結婚したとき」が同列にランクインした。「年をとると寂しくなる」とはよく聞くが、自由を謳歌してきた男性も、年をとるにつれ1人で生きることへの寂しさを感じるようになるようだ。また女性と同じように男性も、友人の結婚には焦りやうらやましさを感じるらしい。結婚式に参列した男性は結婚願望が高まっている可能性があるので、女性にとってはチャンスかもしれない。

続いて選ばれたのは「幸せそうな夫婦に出会ったとき」。結婚に積極的ではなかった男性も、幸せそうな夫婦を目の当たりにすると「結婚もアリ」と感じるようになり「うらやましい」「自分も家族が欲しい」と思うようだ。実は仮面夫婦だった……なんてこともあるかもしれないが、理想的な夫婦から幸せエピソードを語られれば、憧れを抱くのは当然だろう。4位は「子どもがほしくなったとき」で、家族団らんへの憧れや、親に孫の顔を見せたいという親孝行な意見が並んだ。

女性ばかりが結婚を焦っていると思われがちだが、今回のアンケートを通じ、男性も時として結婚に対する焦りや不安を感じていることが分かった。とはいえ、男性にとって結婚は重い責任が伴う大きな決断。なかなか簡単にはいかないようだ。

調査時期: 2012年10月3日~2012年10月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート