俳優 ダニエル・ラドクリフの主演最新作『ウーマン・イン・ブラック』のビジュアルが公開された。
同作は、これまでにもTVやラジオ、舞台劇にもなっているイギリスの人気作家スーザン・ヒルの英国ゴシック・ホラー作品「黒衣の女 ある亡霊の物語」を映画化したもの。
19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4年前に愛妻ステラを亡くして以来、失意のどん底に沈んでいた。そんなある日、仕事として、田舎町クライシン・ギフォードへの出張に旅立つアーサー。彼に課せられた仕事は、最近他界したアリス・ドラブロウ夫人の"イールマーシュの館"に行き、彼女の遺言書を見つけ出すことだった。やがて、その館の忌まわしい過去と、町の大勢の子供たちが相次いで変死している事実を探りあてたアーサーは、自らも恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていく。
公開されたビジュアルでは、イギリスのクラシカルな衣装を身にまとったアーサーが、沼沢地の島にぽつんとそびえ立つ"イールマーシュの館"をバックに佇む姿が。ゴシックなタッチで作られており、じわりじわりと心理的恐怖を高めていく作品のイメージを表現している。
映画『ウーマン・イン・ブラック』は、12月1日新宿ピカデリーほかで全国公開。
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