夜景観光コンベンションビューロー主催の「夜景サミット2012 in長崎」でこのほど、「世界新三大夜景」が発表され、「モナコ」「香港」「長崎」が世界を代表する夜景として選ばれた。

香港の代表的な夜景「シンフォニー・オブ・ライツ」

世界新三大夜景は、夜景観光コンベンションビューローが日本全国3,500人の夜景鑑賞士に行ったアンケート調査を元に選出した認定候補地を調査、検証し、3都市を選出したもの。現地調査のほか、新たな三大夜景の基準として「魅力ある夜景が楽しめること」「夜景観光への取り組み」を評価する全11項目において、検証がおこなわれた。香港はそのうちの全項目をクリアし、その夜景観光地の多さとバラエティーの豊かさ、および夜景観光への取り組みが評価されたという。

これを受け、香港政府観光局日本局長のデービット・リョン氏は、「以前より夜景の美しい場所として知られている香港が、この度夜景のプロフェッショナルによって新たに『新三大夜景』に選ばれたことを大変嬉しく思います。夜景は香港観光にとって重要な資源の1つであり、香港には夜景を楽しめる多くのスポットやイベントが数多くあります。夜景に彩られたロマンチックな香港をこれからも是非多くの方に楽しんでいただきたいです」とコメントした。

ビクトリア・ピークからの夜景。観光地の1つで、「百万ドルの夜景」としても有名

毎年冬の「香港ウィンター・フェスタ」

香港の代表的な夜景としては、九龍半島、香港島合わせて45棟のビルが参加し毎晩夜8時から行われている光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」、"百万ドルの夜景"として有名な「ビクトリア・ピークからの夜景」、11月から年末にかけて街中にクリスマスのイルミネーションが施され華やぐ「香港ウィンター・フェスタ」がある。