タイムカレントは9月28日~30日にかけて、東京都在住の20代~40代の子育て夫婦を対象に「秋の家族旅行とレジャーに関する意識調査」を実施した。
秋のレジャーは「安近楽」に人気が集中
同調査は20~40代の既婚・子持ちの男女を対象に実施。447名の有効回答を得た。まず、今年の秋(10~11月)の連休や週末などに、家族でどんな旅行やレジャーを予定しているかを質問。最も多かったのは「国内1泊旅行(30.0%)」、次いで「近場の日帰り旅行(21.9%)」だった。秋のレジャーは安近楽嗜好(しこう)が高いようだ。
家族で出掛ける秋の旅行やレジャーで、選びたいテーマについて尋ねると、「温泉(51.7%)」がトップ。2位は「秋の味覚(37.8%)」、3位は「紅葉狩り(30.6%)」だった。さらに、子供の年齢が「6歳以下」では、1位の温泉に次いで、2位は「遊園地・テーマパーク(37.9%)」になるなど、子供の年齢に合わせて旅行やレジャーのテーマが変わっている。
東京スカイツリーは根強い人気
次に実際に出掛ける地名やスポットを聞いたところ、トップは「東京ディズニーリゾート」で、「箱根」「伊豆」「軽井沢」「沖縄」「高尾山」などが続いた。また、都内および東京近郊で注目しているスポットについて質問。1位は「東京スカイツリー」、2位に「東京駅」、3位は「渋谷ヒカリエ」と、東京近郊にできた最新のスポットに人気が集まった。
プチ旅行の上限は5~7万円
今秋の家族旅行やレジャーに投資する予定の予算について聞いたところ、「3~5万円」と回答した人が26.4%だった。全体の平均値では5万6,566円だが、5万円以下と回答した割合は全体の65.8%、7万円以下では80.1%。家族で行く「プチ旅」の上限予算としては、5~7万円程度が一般的であることが分かった。
続いて、主に利用する交通手段について聞くと、最も多かったのは「車・レンタカー」で54.4%。電車は26.0%だった。2泊以上の旅行予定者と、一泊以下旅行予定者で比較したところ、2泊以上派は「飛行機」がトップ。2位は「車・レンタカー」だった。一方、一泊以下旅行予定者は「車・レンタカー」がダントツの1位。「プチ旅」は車が重宝されているようだ。