吉本新喜劇・座長の小籔千豊が主催する音楽と笑いのイベント『KOYABU SONIC 2012』が29日、大阪・舞洲で開幕し、歌手の小泉今日子がお笑いコンビ・COWCOWと異色のコラボを披露した。

COWCOWと"あたりまえ体操"でコラボした小泉今日子(中央) 拡大画像を見る

笑福亭鶴瓶は懐かしい"アフロ&オーバーオール"姿で登場

小泉が同イベントに出演するのは今年で3回目。大歓声に迎えられてステージに登場した小泉は『なんてったってアイドル』などのヒット曲をつづったメドレー、新曲の『100%』などを5曲を熱唱し、会場を盛り上げた。

"コヤソニ"恒例のアーティストとお笑い芸人のコラボには、"あたりまえ体操"がブレイク中のCOWCOWが登場。この日のために作ったという小泉バージョンのネタ"あたりまえキョンキョン"で共演したいとオファーすると、小泉は「昔、ドリフさんとコントやってましたから」とノリノリで快諾。『渚のはいから人魚』の"ズッキンドッキン"の歌詞に合わせ、ヒップを手刀で割る?大胆なポーズや、『学園天国』の歌に乗せたCOWCOW多田の十八番ギャグ“♪ヘーイ、ヘイヘイ 笑瓶!”を楽しげに披露し、大喝采を浴びていた。

そのほか、この日のオープニングには、お笑い界の大御所・笑福亭鶴瓶がサプライズで出演。"コヤソニ"常連のヒップホップグループ・スチャダラパーと吉本新喜劇のベテラン・池乃めだかが『今夜はブギーバック』で共演を果たすなど、音楽とお笑いを融合させた夢のコラボに観客は大喜びだった。

歌詞を完璧に歌いきっためだかの熱唱に、観客から感動の“めだか!”コールが

小籔はチャットモンチーのステージで「3カ月特訓した」というドラムを披露